Epidemic Soundを映像制作で使う理由|実際の制作フロー・便利機能・ライセンスを解説

素材サービス

映像制作において、映像そのものと同じくらい作品の印象を左右するのが「音」です。

同じ映像でも、BGMを変えるだけで高級感のあるブランドムービーにもなれば、ドキュメンタリーのような温度感にもなります。さらにSFX(効果音)を加えることで、映像の動きやカットの切り替わりをより自然に感じさせることもできます。

私自身、映像制作の仕事ではBGMやSFXを日常的に使用していますが、その中で利用している音源サービスのひとつがEpidemic Soundです。

この記事では、

・実際の映像制作でEpidemic Soundをどう使っているのか
・音楽を選ぶときに意識していること
・制作時間を短縮できる便利な機能
・Epidemic Soundのライセンスの特徴
・Creator・Proなど各プランの違い

について、映像制作者の視点から紹介します。

※本記事はEpidemic Soundとのタイアップ記事です。また、本記事内のリンク経由でサービスへの申込みがあった場合、当サイトに紹介料が発生する場合があります。

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映像制作でEpidemic Soundを使う理由

引用:https://www.epidemicsound.com/

作品作りや企業案件などの映像制作で音楽を選ぶとき、単純に「かっこいい曲」を探しているわけではありません。重要なのは、映像で伝えたい内容と音楽が合っているかです。

企業や地域のPR映像を編集していると、「映像自体は悪くないけれど、なぜか全体の方向性が決まらない」と感じることがあります。そんなときにBGMを変えてみると、それまでバラバラに感じていたカットが一つの作品としてまとまり始めることがあります。

逆に、映像単体ではかなり良く見えていても、音楽の主張が強すぎたり、リズムが映像と合っていなかったりすると、作品全体が急に安っぽく見えることもあります。

そのため私の場合は、映像を編集する → 音楽を最後に付けるというより、映像と音楽を行き来しながら作品全体のトーンを作るという感覚に近いです。

Epidemic Soundは、ムードやジャンルから幅広く楽曲を探せるだけでなく、楽曲検索を効率化する便利な機能も充実しているため、映像制作のワークフローでも使いやすいと感じています。

楽曲・SFXの選択肢が多く、目的の音にたどり着きやすい

Epidemic Soundを使うもう一つの理由が、楽曲とSFXの選択肢の多さです。

映像制作を続けていると、人気の音源サービスで使われている楽曲を別の動画で耳にして、「この曲、どこかで聞いたことがある・・・」と感じることがあります。そのため、案件や作品によっては複数の音楽素材サービスを使い分けることで、普段とは違う楽曲に出会いやすく、音楽の選択肢を広げられると感じています。

Epidemic Soundには現在、55,000曲を超える楽曲250,000以上のSFXが用意されています。 楽曲数だけでなくSFXの種類も非常に豊富で、トランジション、アンビエンス、フォーリーなど、映像の細かな演出まで一つのサービス内で探せるのは便利です。

また、Epidemic Soundの楽曲は実際のアーティスト、作曲家、プロデューサーたちと制作されており、アーティストを経済面・クリエイティブ面の双方で支援しながら、カタログを拡充している点も魅力の一つです。

個人的には、単に数が多いだけではなく、映像に使いたくなるクオリティの高い楽曲が多いこともEpidemic Soundの魅力だと思います。

便利な機能例「Stems」と「Assistant」

Epidemic Soundには、楽曲を探すだけでなく、映像制作の作業を効率化するための機能も用意されています。私自身、実際の制作で活用している機能の中でも、特に便利だと感じるのがStemsAssistantです。

Stems|楽曲をパートごとに調整できる

引用:https://www.epidemicsound.com/

Stemsでは、楽曲を構成するメロディ、楽器、ベース、ドラムなどのパートを個別に扱うことができます。

例えば、「ナレーション部分だけメロディを抑えたい」「ドラムを外して静かな印象にしたい」「後半だけ音楽の存在感を強くしたい」といった調整ができます。

気に入った曲が見つかっても、「曲としては良いけれど、映像には少し情報量が多い」ということはよくあります。

そんなときに別の曲を探し直すのではなく、同じ楽曲を映像に合わせて調整できるのがStemsの便利なところです。Epidemic Soundでは、多くの楽曲でメロディ、楽器、ベース、ドラムの4つのStemsを利用できます。

Assistant|会話するようにBGM・SFXを探せる

引用:https://www.epidemicsound.com/

もう一つ便利なのが、AIを使ったAssistantです。

通常の検索では「Cinematic」「Emotional」「Corporate」など、ジャンルやムードから絞り込んでいきますが、Assistantでは、

「落ち着いた企業インタビューに合う、前向きだけど主張しすぎない音楽」のように、欲しい音のイメージを自然な文章で伝えることができます。(日本語で入力可能です。)

さらに、一度提案された曲に対して、

「もう少しドラムを弱く」「もっと緊張感がある方向」「この曲に似ているけど、もう少し明るいもの」と会話を続けながら候補を絞り込めます。

BGM探しで、映像のシーンや感情をそのまま言葉で伝え、楽曲検索できるのはかなり効率的です。AssistantはEpidemic Soundの楽曲・SFXカタログを対象に検索し、自然言語で候補を提案する機能です。

ほかにも映像制作向けの便利機能がある

Epidemic Soundには、ほかにも制作を効率化する機能があります。

Adapt:既存楽曲の雰囲気・構成・楽器などをAIで映像に合わせて調整。
Studio:動画をアップロードすると、映像に合わせたBGM・SFXの下書きを自動作成。
Search by reference track:曲名・アーティスト名・Spotifyリンクから、似た雰囲気の楽曲を検索。
Find Similar:気に入った曲や曲中の一部分を基準に、似た楽曲を探せる。

Epidemic Soundを使うもう一つの理由はライセンス

Epidemic Soundは、YouTubeやSNSなどの個人コンテンツだけでなく、クライアントワークや広告などの商用利用にも対応しています。

ただし、利用できる範囲は契約するプランによって異なります。

例えば、

Creator:自分のYouTube・SNSなどのコンテンツ向け

Pro:クライアントワークやオンライン広告にも対応

Business・上位プラン:企業・チームでの利用や、より広い用途に対応

といった違いがあります。

また、TV・OTT・イベントなどで使用する場合は、利用内容に応じて上位プランが必要になることがあります。

Epidemic Soundは「著作権フリーの音源」という仕組みではなく、Epidemic Sound自身が楽曲・SFXの権利を管理し、利用に必要な権利を直接ライセンスしています。 そのため、自分の用途に合ったプランを契約し、ライセンス範囲内で使用することで、商用制作でも安心して利用できます。Epidemic Sound自身も、利用プラットフォームやクライアントワークの有無などに応じて適切なプランを選ぶよう案内しています。

Safe-listingで使用するチャンネルを登録する

Epidemic Soundを利用する際に覚えておきたいのがSafe-listingです。

YouTubeやInstagramなどで利用する場合、契約しているアカウントへ自分のチャンネルを登録しておきます。

これによって、「このチャンネルは正規のライセンスを持ってEpidemic Soundの楽曲を使用しています」という情報をプラットフォーム側と紐付けることができます。

特にYouTubeなどでは自動的な著作権検出システムが動いているため、公開前に正しくチャンネルを登録しておくことが重要です。

契約終了後も、公開済みコンテンツはどうなる?

ここもEpidemic Soundでよく質問されるポイントです。

有料サブスクリプションが有効な期間中に、契約プラン・ライセンス条件の範囲内で公開したコンテンツは、その後サブスクリプションを解約しても引き続きクリアされた状態で利用できます。

つまり、「3年前にEpidemic Soundを契約して制作した動画なのに、解約した瞬間から音楽が使えなくなる」という仕組みではありません。

私がProプランを使っている理由

Epidemic Soundには用途に応じて複数のプランがあります。

大まかに分けると、

プラン 主な用途
Creator 自分のYouTube・SNSなど個人クリエイター向け
Pro クライアントワーク・オンライン広告などプロの映像制作向け
Business・上位プラン 企業・チーム・より広い利用範囲向け

当記事の執筆者はProプランを利用しています。理由はシンプルで、個人のYouTube動画だけではなく、クライアントから依頼を受けて映像を制作することが多いからです。

自主制作や自分自身のSNS・YouTubeを中心に利用するのであればCreatorでも十分なケースがあります。

一方で、企業PR、広告、クライアントから受注した映像などで使用する場合は、Proなど用途に合ったプランを選ぶ必要があります。またTV、OTT、イベントなど、利用方法によってはさらに上位のプランが必要になる場合があります。

「商用利用できる・できない」だけで判断するのではなく、自分がどこで、誰のために、どのように映像を公開するのかを基準にプランを選ぶのがおすすめです。

Epidemic Soundは「音楽素材を探す場所」以上の存在になっている

Epidemic Soundを長く使って感じるのは、単純にBGMやSFXを探すだけのサービスではなく、音楽選びから編集、ライセンス確認まで、映像制作の音まわりをまとめて効率化しやすいサービスだということです。

映像制作では、良い曲を見つけること自体が目的ではありません。

・その映像で何を感じてもらいたいのか。
・どんなテンポで見せたいのか。
・ナレーションや映像を邪魔せず、どこまで音楽を前に出すのか。

こうしたことを考えながら、最終的な「音」を作っていきます。

Epidemic Soundには、楽曲やSFXを探すだけでなく、StemsやAssistant、Adapt、Find Similarなど、音源を見つけた後の制作工程まで効率化できる機能があります。

さらに、仕事として映像を制作する場合はライセンスも重要です。

「この案件で使えるのか」
「クライアントワークで使えるのか」
「公開後も問題なく使い続けられるのか」

まで確認できて、初めて実務で安心して使えます。

私がEpidemic Soundを使う理由は、単純に曲数が多いからではありません。

・音楽を探す時間を減らせること。
・映像に合わせて音を調整できること。
・そして、用途に合ったプランを選ぶことでクライアントワークにも使えること。

この3つが一つの制作フローとしてつながっているところに、大きなメリットを感じています。

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