今回の記事では、商用利用可能で、高品質な映像/動画素材を提供しているフリー素材サイト7選を紹介します。各サイトの特徴や提供する素材、メリット・デメリットを含めて詳しく解説していますので、ぜひ参考に!
※最終的にどこの素材サービスが良いかは、それぞれの目的や制作ジャンル、編集ソフト等の仕事環境によって異なってくると思います。自分がよく使いそうな素材、ジャンルを意識しながら、料金等を含め 総合的に判断するといいと思います!
それでは 早速ですが、商用利用可のフリー素材サイト7選を紹介します。(基本的には私のおすすめ順になっております。)
映像・動画制作で使える おすすめフリー素材サイト7選
MotionElements (日本語対応、豊富な映像素材、BGMや編集テンプレも揃う)
画像参照: 公式サイトURL :https://www.motionelements.com/ja/
モーションエレメンツは、
実写映像やCG映像を含めて、数多くの映像素材が揃っています。モーションエレメンツは、特に日本の販売クリエイターが数多く登録しているので、日本人向けの素材が多いのもポイントです。
以前は、「買い切り制」しか無かったのですが、
そして、動画編集者や映像制作者にとって、最もありがたい点が全素材がロイヤリティーフリーつまり、商用可素材ということです。
これは、かなり重要なポイントで、企業の広告動画や商用目的のYouTube動画でも、
自由に素材を使用できるということです。
最初から著作権等の心配が無いので、かなり使いやすいです。無制限プラン(年払い)で使用すると、
殆どのクリエイターが使用している下記の編集ソフトに対応するテンプレー
他社の同業サービスは、日本人の作品が少なかったり、日本語に対応していないケースが多いので、国内での映像案件が多い方には、最もオススメなのがモーションエレメンツです。
・After effects
・Final Cut Pro
・Davinci Resolve
・Apple motion
無制限プラン 28,500円 (月/ 2,375円の計算)
基本的にモーションエレメンツ内で販売されているテンプレや素材は、数千円〜万円を超える素材が多数なので、数個素材をダウンロードして使用してしまえば、すぐに元は取れちゃいます。
プレミアム素材はクレジット制で購入可能。
特徴
モーションエレメンツは、映像素材、テンプレート、音楽、効果音などを提供している総合素材サイトです。
メリット
・幅広いカテゴリーの素材
・商用利用可能
・日本語対応
デメリット
プレミアム素材は別途費用がかかる
ポイント
日本語対応しているため、国内ユーザーにとって使いやすい。
Artlist.io フリー音楽・効果音のマンモスサイト(映像素材も揃う!)
Artlist 公式HP参照:https://artlist.io/
Artlist(アートリスト)とは、
Artlist(アートリスト)といえば、BGM素材のイメージが強いのですが、実は映像素材もかなりセンスの良い素材が沢山揃っています。
Artlistの大きな特徴は、MAX Pro プランを選ぶと、クライアントワークで映像素材や編集テンプレート、楽曲や効果音を使用しても基本的に著作権の心配が必要ない点です。
「自分のコンテンツでのみしか楽曲を
ちなみに、Artlistは今のところ日本語版はありません。UIがわかりやすいので、英語でも問題ないとは思いますが、英語が苦手な人には少しアレルギーかもしれませんね。
日本のユーザー数が増えると、日本語にも対応してくれる日が来るかもしれません!
MAX Proプラン 年額479.88ドル(月額39.99ドル)
Footage & Templatesプラン 年額359.88ドル(月額29.99ドル)
音楽や効果音も使い放題を選びたい方はMAX Proプラン!
映像素材や編集テンプレのみを使用したい方はFootage & Templatesプランを!
特徴
Artlist(アートリスト)は、高品質な音楽と効果音、そして映像素材も提供しているサイトです。
音楽や効果音のジャンルも豊富で、テレビCMやYouTube、映画 等クリエイティブなプロジェクトにぴったりの素材が見つかります。
メリット
・高品質な音楽、効果音、
・映像素材無制限のダウンロード
・商用利用可能なライセンス
デメリット
サイトは日本語対応なし。サブスクリプション制のため、利用頻度によっては割高。
ポイント
特にセンスが高くハイクオリティな映像作品のBGMや効果音、映像素材を一括で揃えたい方におすすめです。
Envato Elements 世界最大規模の映像・音楽・画像・Web素材サービス
画像参照: 公式サイトURL :https://elements.envato.com
エンバトエレメンツは、オーストラリア発世界最大規模の映像・音楽・画像・Web素材サービスであり、
また、エンバトエレメンツの凄さは、1500万点を超える素材が揃っているという点。
そして、気になる料金プランについてですが、最もベーシックなプランが198ドル/年です。
この価格で、素材をダウンロードし放題なので、動画編集者や映像制作者にとって、費用対効果がかなり高い投資と言えます。また、エンバトエレメンツは基本的に全素材がロイヤリティーフリーつまり、商用可素材となっています。
198ドル/年
特徴
Envato Elementsは、映像素材、テンプレート、音楽、効果音、写真、グラフィックなど多岐にわたる素材を提供しています。
メリット
・圧倒的な素材量
・リーズナブルな価格設定
・商用利用可能
デメリット
サイトは日本語対応なし。サブスクリプション制のため、利用頻度によっては割高。
ポイント
多種多様な素材を一括で利用したいクリエイターにおすすめです。
MotionArray 月額プランあり!短期で利用したい時に便利
画像参照: 公式サイトURL :https://motionarray.com
Motion Arrayは、現在Artlistが展開しているサービスで、高品質な映像素材・アニメーションテンプレート・著作権フリーBGM・効果音・画像素材が揃っているサービスであり、
また、Motion Arrayは、100万点を超える素材が揃っています。※モーションアレイの素材点数は現在進行形でドンドン増えています。
Motion Arrayは、このような世界中のモンスター企業等に信用されているサービスです。
画像参照: 公式サイトURL :https://motionarray.com
Motion Arrayの良い点は、月間プランと年間プランの選択肢があるので、「数ヶ月間だけ試しに使ってみたい!」という人にとっても魅力的です。
料金に関しては後程詳しく解説しますが、年間プランだと239.88ドル(※当記事のリンクからだと50ドル割引)で膨大な数の素材をダウンロードし放題なので、動画編集者や映像制作者にとって、費用対効果がかなり高い投資と言えます。
また、Motion Arrayは基本的に全素材がロイヤリティーフリー(一部例外はあり)つまり、商用可素材です。
月額29.99ドル、年間249ドル
特徴
MotionArrayは、Artlistが提供しているサービスで、映像素材、テンプレート、音楽、効果音、フォトグラフィーなどを提供しています。
メリット
・月額プランがある
・リーズナブルな価格設定
・商用利用可能
デメリット
日本語対応はなし
ポイント
特に映像編集者向けのテンプレートが充実しています。
動画AC 無料で使える有料サイト
画像参照: 公式サイトURL :https://video-ac.com/
動画ACは、日本のACワークス株式会社が運営する映像素材サイトです。日本国内向けの素材が豊富で、特に日本人ユーザーにとって使いやすい特徴があります。
動画ACは複数のカテゴリーに分かれており、必要な素材を簡単に検索できます。カテゴリーは「ビジネス」「人物」「自然」など、さまざまなシーンに対応しています。
また、商用利用が可能で、クレジット表記が不要な高品質な素材も多数揃っています。これにより、クライアントワークなどのプロジェクトに安心して利用することができます。
ACワークス株式会社は、動画ACの他にも、同じ会社が運営する「写真AC」や「イラストAC」といった他の素材サイトも利用可能です。会員登録をすれば、これらすべてのサービスを活用することができます。
無料会員は、1日にダウンロードできる数に制限があります。それでも、質の高い素材を十分に利用できますが、有料会員になると、さらに多くの素材や追加機能を利用できるようになります。
動画ACは、日本国内向けの動画制作を行うクリエイターにとって、非常に便利なサービスです。ぜひ一度チェックしてみるといいでしょう。
無料素材が中心ですが、プレミアム会員(月額1,855円)になると追加で制限なく素材が利用可能。
特徴
動画ACは、日本国内向けのフリー映像素材サイトです。無料で利用できる素材が豊富です。
メリット
・無料で利用可能
・国内の素材が豊富
・商用利用可能
デメリット
無料素材は品質にばらつきがあり
無料だとダウンロード数に制限あり
ポイント
コストを抑えて映像素材を利用したい方におすすめです。
Shutter Stock 世界的なストックフォト / 映像素材サイト
画像参照: 公式サイトURL :https://www.shutterstock.com/ja/video
Shutter Stockは、世界的に有名なストックフォトおよび映像素材サイトで、あらゆるクリエイティブプロジェクトに対応する高品質なコンテンツを提供しています。プロフェッショナルな映像制作者やデザイナーにとって、非常に頼りになるサービスです。
Shutter Stockは、もともと画像専門のサイトとして有名でしたが、現在では動画や音楽等を含め 多種多様な素材を幅広く提供しています。また、Shutter Stockは約5億に及ぶ異次元の素材点数を取り扱っています。クリエイターにとっては、選択肢の山ということです。
Shutter Stockの素材も基本的にはロイヤリティフリーですが、料金プラン等によって、その内容が異なり、少しややこしいので、注意が必要です。詳しくはの料金プラン及びライセンスの解説ページから確認することを推奨します。
料金:https://www.shutterstock.com/ja/pricing/video
ライセンス:https://www.shutterstock.com/ja/license-comparison
Shutter Stockは、個別購入や年間プラン、月額プラン(ダウンロード点数により異なる)、標準動画ライセンス、特別動画ライセンスなど、さまざまなプランを提供しており、ニーズに応じて最適なプランを選ぶことができます。
動画定期プランの場合 : 5本 7000円 / 月、10本 10800円 / 月、20本 10800円 / 月
特徴
Shutter Stockは、世界中のプロフェッショナル向けに高品質な映像素材、写真、音楽、効果音、テンプレート、3Dモデルを提供しています。
メリット
・素材点数が膨大
・商用利用可能
デメリット
・プランがわかりづらい
・割高
ポイント
世界中の膨大で豊富な素材から検索・利用できる点が魅力です。
Pexels 完全無料の優良サービス
画像参照: 公式サイトURL :https://www.pexels.com/ja-jp/videos/
Pexelsは、ドイツの高品質な写真と映像素材を提供するフリー素材サイトです。Pexelsの素材は、ユーザー個人がアップロードしたもので構成されており、出典表示は不要、加工も自由に行えます。さらに、商用利用も可能です。安心してプロジェクトに使用することができます。
有料素材サイトに比べると、素材の選択肢は限られるかもしれませんが、完全無料というはものすごく太っ腹なサービスだと思います。
また、Pexelsはユーザーフレンドリーなインターフェースを持ち、必要な素材を素早く見つけてダウンロードできる点も魅力の1つです
完全無料
特徴
Pexelsは、ドイツの高品質な写真と映像素材を提供するフリー素材サイト。
メリット
・完全無料で利用可能
・商用利用可能
・クレジット表記が不要(任意での表記は推奨)
デメリット
・素材が限られている
ポイント
無料で高品質な映像素材や写真を利用したい方に最適。
動画フリー素材を使用する際の注意点
今回紹介したサービスは基本的にロイヤリティフリー素材を扱うサービスではありますが、使用する際は、以下の点に注意して使用することを推奨いたします。※ご不安な方は、各サービスサイトで最新の詳細情報を確認することを推奨いたします。
- ライセンスの確認: 商用利用が可能かどうか、再配布が許可されているかなど、ライセンス条件を必ず確認しましょう。
- クレジット表記: 使用した素材に対してクレジット表記が必要な場合があります。使用前に確認し、適切に表記しましょう。
- 利用規約の遵守: 各素材サイトの利用規約に従うことが大切です。違反すると法的問題に発展する可能性があります。
結論:最もおすすめの素材サイトは?
私が特におすすめするのは、モーションエレメンツとArtlist(アートリスト)です。自分自身がよく使用させて頂いてるサービスでありますが、これまで数年間 何度も使用してきましたが、今まで特に不安に思うこともなく、各サービスの素材に満足しています。
MotionElementsは、日本語に対応しており、幅広いカテゴリーの映像素材が実写・CG素材含め 揃っているため、初心者からプロまで幅広く利用できます。日本人クリエイターが数多く出品していることもポイントです。
Artlistは、高品質な音楽と効果音で有名なサイトですが、映像素材も豊富に揃っており、特にLog素材等もダウンロード可能なものがあるので、よりクオリティにこだわる方におすすめできる素材サイトです。
映像制作において、適切な素材を選ぶことで、作品のクオリティが大きく向上します。ぜひ、今回紹介させて頂いたフリー素材サイトを活用して、素晴らしい作品を制作してください!