BtoB営業では、会社紹介やサービス資料、PowerPoint、提案書など、さまざまな営業資料が使われています。
一方で、「資料を送っても最後まで読んでもらえない」
「サービスの仕組みが複雑で説明に時間がかかる」
「営業担当者によって説明のわかりやすさに差がある」
といった課題を感じている企業も多いのではないでしょうか。
こうした場合に活用できるのが、営業資料の動画化です。
既存の営業資料をもとに、図解やアニメーション、ナレーション、実写映像などを組み合わせることで、サービスや事業内容を短時間でわかりやすく伝えられます。
本記事では、営業資料を動画化するメリットやBtoB営業での活用方法、制作時のポイントについて解説します。
![]()
当記事の執筆者、株式会社AVENDERでは、企業・自治体向けのPR動画、会社紹介動画、採用動画、商品・サービス紹介動画、Web CM、インフォグラフィックス、SNS・YouTube向け動画などを制作しています。代表自身が企画、ディレクション、撮影、編集まで一貫して携わり、案件の規模に応じて、カメラマン、照明、音声、ヘアメイクなどのスタッフを編成します。
営業資料やPowerPointをもとにした動画制作についても、営業担当者を介さず、実際に制作する担当者が直接ヒアリングし、誰に何を伝える動画なのか、どの情報を動画化するべきか、実写とアニメーションをどう使い分けるかまで整理したうえで制作内容をご提案します。
「営業資料はあるが、どう動画にすればいいかわからない」「商談や展示会で使える動画を作りたい」「予算内でどこまで制作できるか知りたい」といった段階でも、まずは無料でご相談いただけます。
営業資料の動画化とは?
営業資料の動画化とは、会社案内、商品・サービス資料、PowerPointなどの内容を整理し、映像として再構成することです。
単純に資料のページを順番に表示するのではなく、
・サービスの仕組みを図解する
・数字やデータをグラフで見せる
・業務フローをアニメーションで表現する
・サービス画面や操作方法を見せる
・ナレーションで重要なポイントを説明する
・文字や口頭、写真では伝えづらい部分を動画で伝える
など、映像ならではの表現を加えます。
特にSaaS、IT、人材、金融、コンサルティング、行政サービスなど、サービスの内容や仕組みが目に見えにくいBtoB商材との相性が良いです。
営業資料を動画化する5つのメリット
1. 複雑なサービスをわかりやすく説明できる
BtoBサービスでは、仕組みや業務フローを説明しなければ価値が伝わりにくいことがあります。
文章や一枚の構成図だけでは理解しにくい内容も、実写映像、図形、モーショングラフィックス、イラストなどを活用することで、情報の関係性を視覚的に伝えられます。
数字やデータについても、グラフやインフォグラフィックスを使うことで直感的に理解しやすくなります。
「説明を聞けば大体わかるが、資料だけでは伝わりにくいサービス」ほど、動画を活用するメリットがあります。
2. 営業担当者による説明のばらつきを減らせる
営業担当者によって、説明する順番や強調するポイントが異なることがあります。
会社案内やサービスの基本説明を動画化しておけば、誰が担当しても一定の情報を同じ内容・順番で伝えられます。
基本的な説明は動画に任せ、営業担当者は顧客の課題確認や個別提案に時間を使うといった役割分担もできます。
3. 商談前にサービスを理解してもらえる
問い合わせ後や商談前に、資料PDFとあわせてサービス紹介動画をメールで送っておく方法もあります。
相手が概要を理解した状態で商談を開始できれば、最初から基本説明に時間を使う必要がありません。
商談時間をヒアリングや具体的な提案に使いやすくなり、オンライン商談にも活用できます。
4. 短時間で概要を伝えられる
20〜30ページある営業資料を送っても、すべて読んでもらえるとは限りません。
重要な情報を2〜3分程度の動画に整理すれば、
・どのようなサービスか
・誰を対象としているか
・どのような課題を解決するか
・どこに特徴があるか
といった概要を短時間で伝えられます。
動画で概要を伝え、詳細情報は資料で確認してもらうという使い分けも有効です。
5. さまざまな営業場面で活用できる
制作した動画は商談だけでなく、
・Webサイト
・問い合わせ後のメール
・展示会
・オンラインセミナー
・営業資料内のQRコード
・代理店や販売パートナーへの共有
などにも活用できます。
一度制作した動画を複数の営業接点で使用できるため、営業担当者の説明補助だけでなく、企業の営業コンテンツの一つとして活用できます。
BtoB営業での具体的な動画活用方法
商談・オンライン営業
商談中にサービス概要や仕組みを説明する動画を再生し、その後に詳細説明や質疑応答へ移ります。
特に会社案内、サービス構造、導入フロー、システム構成、導入前後の事例・変化、などは動画化しやすい情報です。
問い合わせ後のフォロー
資料PDFとあわせて動画URLを送る方法です。
見込み顧客が社内でサービスを共有する際にも、短い動画があることで説明材料として使いやすくなります。
展示会・イベント
展示会では、一人ひとりに長時間説明できるとは限りません。
そこでブース内のモニターでサービス概要や特徴を短い動画として繰り返し再生します。
展示会では音声を聞けない場合もあるため、音がなくても概要を理解できる構成にすると使いやすくなります。
Webサイト・サービスページ
WebサイトやLPに動画を掲載する方法もあります。
説明が複雑なサービスでは、文章を読む前に短い動画を見てもらうことで、「何を提供しているサービスなのか」を理解してもらいやすくなります。
営業資料を動画化する際の制作ポイント
1. PowerPointをそのまま動画にしない
営業資料には、担当者が口頭で説明することを前提として、多くの情報が入っています。
そのため、30ページの資料をそのまま30画面の動画にしても、わかりやすくなるとは限りません。
まず、「この動画を見た人に何を理解してほしいのか」を決めることが重要です。概要を伝える動画であれば、細かな料金や仕様まで入れず、詳細は資料に任せることもできます。
2. 顧客の課題から構成を考える
動画の冒頭から会社の歴史や機能一覧を説明するより、
「このような業務に時間がかかっていませんか?」「複数のシステム管理に困っていませんか?」など、顧客側の課題から入る方法もあります。
視聴者にまず「自分に関係のあるサービスだ」と感じてもらうことで、その後の説明を見てもらいやすくなります。
3. 図解・インフォグラフィックスを活用する
営業資料には、グラフ、比較表、業務フロー、サービス構成図などが含まれることがあります。
こうした情報はインフォグラフィックスやモーショングラフィックスとの相性が良い内容です。複雑な構成図を最初からすべて表示するのではなく、要素を順番に見せることで理解しやすくなります。
情報量の多いBtoBサービスでは、派手なアニメーションよりも、どの順番で情報を見せるかが重要です。
4. 文字を詰め込みすぎない
ナレーションの内容をすべて画面上に文字で表示すると、情報量が多くなります。
たとえばナレーションで詳細を説明し、画面上には、「データを一元管理」など重要なキーワードだけを表示する方法があります。
一方、展示会など音声が聞こえない環境では、文字だけでも内容が理解できるように調整します。
5. 1本ですべて説明しようとしない
営業資料の内容が多い場合は、
・会社案内サービス概要動画
・機能紹介動画
・導入フロー動画
・事例紹介動画
などに分ける方法もあります。長い動画を1本作るより、目的ごとの短い動画を用意した方が営業担当者が使いやすい場合もあります。
実写とモーショングラフィックスはどう使い分ける?
サービスの仕組み、数字、業務フロー、SaaSなどは、モーショングラフィックスやインフォグラフィックスが向いています。一方、下記のような場面は、実写の方が向いてる場合が多いです。
・担当者や社員の仕事風景、インタビュー
・施設
・商品
・利用シーン
・会社の雰囲気
たとえば、
実写 会社紹介
↓
サービスの仕組みをアニメーションで説明
↓
実際の利用シーン
↓
導入効果をグラフで表示
といった構成も可能です。最初から「全編アニメーション」「全編実写」と決めるのではなく、伝える情報に合わせて使い分けることが重要です。
営業資料を動画化する費用の目安
制作料金は、動画の長さやデザイン、アニメーションの複雑さ、撮影の有無などによって異なります。
| 制作内容 | 費用の目安 |
|---|---|
| シンプルな資料動画化 | 20万〜40万円程度 |
| オリジナルデザイン・アニメーションを含む動画 | 40万〜100万円程度 |
| 実写撮影や複雑なモーショングラフィックスを含む動画 | 50万〜150万円以上 |
すでに構成やデザイン素材が用意されている場合と、制作会社が情報整理から行う場合でも費用は変わります。
見積もりでは、企画・構成、デザイン、ナレーション、撮影、修正など、どこまで含まれているのかを確認しましょう。
制作会社へ相談する前に準備しておきたいこと
以下のような情報があると、制作会社との相談がスムーズになります。
・動画を誰に見せるのか
・どの営業場面で使用するのか
・最も伝えたい内容
・現在使用している営業資料
・希望する動画の長さ
・予算
・納期
・参考動画
すべて決まっている必要はありません。
営業資料やPowerPointがあれば、それを共有したうえで、どの部分を動画化するべきか相談することもできます。
まとめ|営業資料を動画化してBtoB営業に活用しよう
営業資料を動画化することで、複雑なサービスや事業内容を視覚的に伝えやすくなります。
商談だけでなく、問い合わせ後のフォロー、展示会、Webサイトなど幅広い場面で活用できるのもメリットです。ただし、重要なのは営業資料をそのまま映像化することではありません。
伝えるべき情報を整理し、視聴者が理解しやすい順番に再構成することが重要です。
当記事の執筆者、株式会社AVENDERでは、企業・自治体向けのPR動画、会社紹介動画、採用動画、商品・サービス紹介動画、Web CM、インフォグラフィックス、SNS・YouTube向け動画などを制作しています。代表自身が企画、ディレクション、撮影、編集まで一貫して携わり、案件の規模に応じて、カメラマン、照明、音声、ヘアメイクなどのスタッフを編成します。
営業資料やPowerPointをもとにした動画制作についても、営業担当者を介さず、実際に制作する担当者が直接ヒアリングし、誰に何を伝える動画なのか、どの情報を動画化するべきか、実写とアニメーションをどう使い分けるかまで整理したうえで制作内容をご提案します。
「営業資料はあるが、どう動画にすればいいかわからない」「商談や展示会で使える動画を作りたい」「予算内でどこまで制作できるか知りたい」といった段階でも、まずは無料でご相談いただけます。



